詩人:JAM | [投票][得票][編集] |
私は必要とされていますか?私は必要ですか?
そんな問い掛けに誰も答えてくれるはずがなかった
私は必要とされていないのですか?
そんな問い掛けにも誰も心から答えてくれるはずがなかった
あぁそうなんだ 必要とされてないのならいっそ…
リストカットをしても何も変わらないことも死ねないことも知っていた
けれど…
私は何を期待したの?
絆創膏の下の小さな傷
死にぞこない
頭の中で響いた
死ぬ勇気もなく 殺す勇気もなく 変わる勇気もなく 諦める勇気もなく…
私を必要として下さい
誰でもいいから必要として下さい
そう叫ぶ私の前を素通りしてゆく人々
ねぇ振り向いて
ねぇ目を見て
ねぇ手を握って
そう叫ぶ私を振り払ってゆく人々
助けてなんて言わない ただ必要として下さい
その声は空を切るだけなのに…私は何を思ったの?
心に空いた大きな傷
何度も何度も見ていたはずなのに何で同じことを繰り返すの?
何で私は変われないの?変わらないの?
私はそんなことを何度も思ったのに 何故今ここに私はいるの?