詩人:青猫 | [投票][編集] |
中学の頃の友達
そいつは野球の強い学校へ進学した
いつかテレビでそいつの姿を見てやろうと思ってた
だけど今日深夜、ローカル放送のニュースを見ていたらそいつの学校は準々決勝で負けていた
結局そいつは一度も甲子園の土を踏むことはなかった
それに、そいつが試合に出ていたかどうかも曖昧だ
でも…俺はそいつに「よく頑張ったな」って言いたいんだ
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夏の僅かな時を精一杯鳴く蝉
存在証明を、自らが生きた証を残したいが如く
夏が過ぎ、秋には収穫される、さわさわと風に揺れる稲穂
そんな蝉と稲穂のコラボレーションが今年もやってきた
蝉達のオーケストラに合わせて綺麗な緑色した稲穂が舞う
夏季限定のスペシャルコンサートだ
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めっちゃ開放的な気分になれるのは夏のおかげ(*^^*)
夜に友達と語り合うのが気持ちよくて楽しいのは夏のおかげ(*^^*)
心が踊るのは夏のおかげ(*^^*)
飲み物がいつもよりおいしく感じられるのも夏のおかげ(*^^*)
ほんとにサマー様様です(☆≧▽≦☆)
詩人:青猫 | [投票][編集] |
なんで夏はこんなにも切ないんだろう
僕は自転車のスタンドをして、木陰のベンチに腰掛けた
ひとつ小さく息を吐く
降ってくるような蝉の鳴き声
ひどく感傷的になる、夏は
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ぼくは消しゴム。
ぼくは、しんちょうがのびないんだ。
いつもいつもちぢんじゃう。
みんなぼくをごしごしごしごし。
あーあ、しんちょうがたかくなりたいなあ。
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おいしいもの食べられるって幸せ
テレビが観られるって幸せ
音楽聴けるのって幸せ
毎朝起きる度に生きてるって実感できるの幸せ
ほらね、幸せって近くに転がってること
忘れないでね
詩人:青猫 | [投票][編集] |
電車の中
以前付き合ってた人にそっくりな人を見かけた
もう顔から髪型から体つき、雰囲気までもがそっくりで
一瞬君かと思ったけど違った
人違い
ひどく動揺する僕の心が言ってる
あの人のこと、まだ好きなんだろ?って
…ったく、こいつにだけは隠し事はできねえな
詩人:青猫 | [投票][編集] |
あの頃子供だった僕は君の気持ちも考えずに君を困らせてしまったね
今なら君と上手くやっていける
そんな気がするんだ
だけど今更君と一緒にいることなんてできない
夏が来る度思い出すよ
ね、夏の恋人