詩人:じぇん | [投票][編集] |
今日、携帯カメラを使ってみた。
一時間くらい。
そして気付いてしまった。
どこの角度から写しても、俺という人間はかっこよく写らない。
とりあえず、いかなる写真の時も
笑ってみることにする。
詩人:じぇん | [投票][編集] |
未完成な明日
未完成な自分
僕らが歩いてく道はあまりにも不安定過ぎて
たまにズルしたり 諦めたり
その繰り返しの中で
後悔できる幸せを
感じよう
時に人間は醜い争いをするたび
沢山の涙を流し
その幾重にも固まった地層の上で僕らまた
繰り返してる
きっと明日への扉なんかなくて
ただ見えない何かにすがるように僕ら生きてる
完成されたものは皆
矛盾ばかりだけれど
それでいいんだよ
また明日も陽は昇から
詩人:じぇん | [投票][編集] |
私は歩くことを止めてしまった。想像した通り、誰も僕を気にすることはない。いつも私は誰かに気付いてほしいのだ。かと言って小心者の私は、大それたことはできない。私は一応人間なのだ。
詩人:じぇん | [投票][編集] |
気になる訳もなく
ただ薄っぺらい日常に 大切な物が欠けてしまった
強さを固持するより
弱さを認める方がよっぽど難しいから
君には笑っていた
でも無意味
弱い
弱い
弱い
弱い
詩人:じぇん | [投票][編集] |
あまりにも簡単に崩れ去った日常は
ただ音もなく部屋の壁に爪痕だけを残した
取り残された僕は 今にも消えてしまいそうで
名前も知らないCDを 聞いているよ ごまかすために
後悔は先に立っていれば素晴らしい
こんな繰り返しで強くなれるなら
ラブソングなんてもう歌わない
季節外れの寒い夜
風邪を引きやすい君が気にかかる
もし今も隣りにいたなら
迷わず君を抱きしめるのに
それも叶わない現在だから
僕とは違う
誰かの腕の中で
そんな想像を引き立てる
REQUIEM
詩人:じぇん | [投票][編集] |
ある日君は唐突にさよならを切り出した
痛くもなく
ただ普遍的な失恋と言うモチーフが見当たらない
探せばいくらでも見つかる君の欠点だって
愛おしく思えた
悲しくもなく
何もない顔して 綺麗になったワンルームに戻っていたり
そんな空想
でも現実は残酷で
あたかもこうなる事に背を向けて
君は出ていった
ごまかすように仕事をして
忘れるように酒に溺れて
全てが狂々と回って
本当の僕と向き合っている今
ただ
君の柔肌を感じたい
もう一度
詩人:じぇん | [投票][編集] |
安っぽい価値観に嫌気がさす頃
そっと透り抜ける柔らかい風
まだ幼かった日々の記憶を辿るように
もっと今を笑っていたい
少なからず僕の生活は
不幸なんて言ってらんないから
辛い別れをの後も
涙で濡れた手紙も
この胸にひそかに湧いてきた新しい季節に
溶かしていけるなら
出逢ってきた物はいつだって 失って行くばかりだから
震えた両手 顔に当てて
見猿 言わ猿 聞か猿
そうやって逃げ道を探す事が 幸せに繋がると信じてた
でもね僕ら人間は
泣き笑い恋をする
ふと気付いて隣を見ると
ほらね
君の幸せの案内人
君も幸せの案内人