詩人:じぇん | [投票][編集] |
そよ風に吹かれながら
鼻歌でも唄って
君の手の温もりを
感じたかった
そよ風に吹かれながら
雨上がりの道で
君の笑顔をずっと
忘れないように
そよ風に吹かれながら
夕暮れ帰り道
手を振る君を
ただ笑顔で強がる
そよ風に吹かれながら
遠く離れたこの場所で
この詩届くかな?
そよ風に乗せながら
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小さい子供に…
なぜ人は死ぬの?
なぜ戦争するの?
なぜ僕は生きてるの?
なぜ雨が降るの?
なぜ草木は枯れるの?
って色々聞かれたよ
僕はただ「笑うためだよ」って答えた
ただの逃げ道を作った答え
君があの木の葉っぱに手が届くようになったとき
僕の言葉がいかに下らない言葉だと言えるようになるから
その時は…
さよなら
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何気なく何となく
記憶を辿って
オリヅルを折ってみた
願いなんて何もないけど
今現在夢中になれるのはこれくらいで
遠くはない昨日に
苦いカプチーノを流し込んで
アレを溶かしてみても
残ってしまう罪悪感 劣等感
その心の現れか
オリヅルは
目茶苦茶だった
羽根の長さは違うし
何はともあれ
願いなんて込めやしないから
ちょっとした苦い意味を込めて
それを引出しにしまうんだ
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白紙になれないから
転んだ
痛い
でも
もっと痛い人を
俺は知ってる
だから
痛くないぞって
心に麻酔をかけんだ
俺は弱虫で
薄光りの灯台に
近づきたくて
いつもいつも…
あ、おはよー。