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じぇんの部屋


[120] 無口な君
詩人:じぇん [投票][編集]

何も考えれず
この味気のない人生に
スパイスを探してた

石ころをただ
遠くヘ蹴飛ばす事に
夢中になれた少年時代

泥臭くても
温かかったあの人の手
もう一度僕を包んで

きっとそしたら
もう少しだけ元気に
なれると思うんだ


何を残す訳でもない
何を伝える訳でもない
この無口な時間の
笑顔が見たいだけ



何度目かの別れで人は立ち止まり
何度目かの出会いで人は忘れてく
繰り返す人生に意味なんかいらないさ
明日もまた僕は
太陽と出逢い
立ち止まる

優しい光りを全身に浴びて

また無口な時間が動き出す

2007/06/20 (Wed)

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