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じぇんの部屋


[184] じぇん哲学51
詩人:じぇん [投票][編集]

人類が進化を選ぶ上で具わった才能の一つ
「他人の不幸に気づける能力」
その力の使い方に感情論をプラスし説く


上に立てる者は 他の不幸を笑う事が出来る者

その上を行く者は 他の不幸を支える事が出来る者

その上は 他の不幸を背負う事が出来る者

その上は 他の不幸を糧とする事が出来る者

その上は 他の不幸を操る事が出来る者

その不幸を創る事が出来る者は 時間と神

故に神とは人なり

責任を逃れる為 人はあらゆる偽神を作り 祈り そして讃えた

不幸とは図れず 計れず 測れず 量れず

その未知を利用し 築いた歴史の上で

さらなる幸や愛と言う未知を 否 未知数を手探りで探す事を

「人生」と私は想いたい


そして…

文頭に述べた才能が 失われつつある今現代

私達は才能を超える時間や 本能に気付けずにいる

本能とは「不幸を創る事」

止まる事のない時間の中

無尽蔵に生み出される不幸に気付けぬまま

あなたは明日も幸せを探しますか


夜を経由して 太陽は照らすと同様に


まず 等身大の不幸に気付き 自分なりに使用する事が 暗闇にある得体の知れない何かを照らす 明かりになると 私は信じます

私は今までに四つの不幸に気付き 三回明かりを照らせましたが  期待していた「何か」は みんな涙で見えませんでした。 それでもまた笑えて 食えて 眠れる今に いや 今を形成してくれた人達や歴史に 感謝をしたいです。

ありがとう


2008/04/15 (Tue)

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