誰も振り向かない花は優しく咲いているよどうしてそんな悲しい顔するの?君は独りなんかじゃないのに川辺に寄り添うように日の光りを浴びていた歯がゆい僕の気持ちをわかるかな?君は誰よりも美しいよある日通り掛かり気付かぬ人が君を踏ん付けた泣くだけで何もできない僕を君はうらんで誰よりも弱い僕は次の日君の隣で歌を唄ったもう届かない僕をうらんでいつもそこにある影は気付けばビルの影に流れ行く季節は君の全てを失くした
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