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じぇんの部屋


[87] 信号機
詩人:じぇん [投票][得票][編集]

頼りない振りをする

信号の点滅 渡らずに


君との時間を

ただ全身に感じて


どうやら僕は
焦ると結果を出せないタイプらしい

それは言い訳

信号を渡らなかった


君の表情も
この信号機みたいにハッキリしていたら

なんて有りもしない事を想像してみたり


信号が変わる

振り向けば君はいなくて

闇雲にまた君を探す明日が来る


信号の点滅の数だけ
今日もまた何かが消えて行く

信号の赤より長いくらいの血が どこかでたくさん流れてる

信号の青より澄み切った空が きっとどこにでもある

2006/12/20 (Wed)

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