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浜崎 智幸の部屋


[20] ――みどりに問うなかれ――
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]


光が髪に透けて
夏の空を切り取るとき

泣きたいほどの緑
きみの町にあふれる

信じている 信じてない
それはつまらない問題

言葉よりも綺麗な花
きみに見つけてあげる


言葉も耳も辞書も
すべて意味を失うとき

迫力のある緑
きみの町を飲みこむ

根拠がない 理由がない
やはり陳腐すぎる定義

真実より強い愛を
誰も見つけていない

――――――――――

2018/01/22 (Mon)

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