ホーム > 詩人の部屋 > 浜崎 智幸の部屋 > リーセル

浜崎 智幸の部屋


[24] リーセル
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]


風の通る道を一人見てた
幸ある人たちのギターを聞いた

すべて光に似た価値あるもの
過ちさえ消えた世界のもの

響きあう心で いつまでも愛そう
たったいちど たったひとり
僕のリーセル


風の強い朝はどこに行こう
霜のついた窓に何を見よう

感じたまま遊ぶ子どものような
素直な心なら届くだろうか

嘘のない態度で いつまでも愛そう
たったいちど たったひとり
僕のリーセル

──────────
リーセル……高校時代の先輩につけた愛称。今となっては語源は不明だが、luce(光)と関連があると思われる。

2018/04/21 (Sat)

前頁] [浜崎 智幸の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -