・・いま古里では 夏の光あびて人々が歩き 挨拶を交わしてる昔の仲間たちはそれぞれの町に帰り懐かしい歌とざわめきを愛してる晴れた午後には退屈なほうがいい窓を開けた部屋でごろりと横になる猫が遊ぶ空き地 コトリと届く葉書女子大の寮は布団を叩いてる────────────────
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