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浜崎 智幸の部屋


[50] 【解ける氷】
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]

そのたなごころに氷のかけらを載せて

水に戻るまで見つめている君よ

歩いていこう 死にたいときほど

会えたのに別れ 恋した人もいまは別々の町



生まれたときから人は平等じゃない

報われぬ明日は何度でも来るのに

切歯扼腕(せっしやくわん)するしかないけど

信じても別れ 許した人もいまは別々の恋

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2020/11/01 (Sun)

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