詩人:浜崎 智幸 | [投票][得票][編集] |
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緑の風わたれば
ひと息で何度でも
君の名前を呼べるだろう
ひとりでいる休日
幸せは冬日の青空
君に会いに
話をしに
風を味方につけて
音無町へ
走り抜けろ!
ミームだけが届いていた
近いのに遠い町
音無町も
青空だろう
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ミーム_meme…文化遺伝子。非物質的文化を伝播させるものとして仮想された。
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大学生時代に、サークル活動によって急に広がった行動半径。見知らぬ町から来た、新しい友達。
今日は音無町方面へ行く用事がある。そこのアパートにいるポニーテールの後輩に偶然会えないかな?
自転車は追い風に乗って加速する。