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カクレクマノミの部屋  〜 投稿順表示 〜


[41] 進歩のないカスタムライフ
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奇跡のような光を探して
足元の奇跡を見落とす

隣の芝ばかり見て
己の芝の青さに気づかない

欲で視野を狭くして
勿体無いことこの上ない


生誕の瞬間は何も持たず
成長と共に刷り込みを真に受ける

道中拾った何かを身にまとっては
傷つかないように必死

繁殖した傲慢菌は己の心を蝕み
どこぞの誰を見下す


優劣つけて何を笑うのだろう
ゴールは平等にあるのに


アイデンティティの形成
必要なし



2014/07/12 (Sat)

[42] 白と黒と黄色
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日が終わる
朝日が顔を出す
今日のことを振り返る
何気ない人の暖かさ

そこに当たり前がなければ
僕はもう少し幸福でいられる
そこで話ができれば
僕はもう少し笑顔でいられる

痛みを知ってる
温もりを知ってる
孤独を知ってる
有難さを知ってる

そこにいつもがあれば
僕はもう少し元気でいられる
そこに希望があれば
僕はもう少し頑張れる

いつか僕は太陽の前から消える
その時に満足だったと言いたい
失ったいくつかとの再開を待ちながら
希望を抱いて生きる為に生きたい

2014/08/03 (Sun)

[43] いまのこころ。ぼくのこころ。
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掴んだと思ったら指の間からすり抜け
見つけたと思ったら隠れた
一体僕はどうすれば良いのだろう
一体僕にどうして欲しいのだろう

心内は悲しさと寂しさに似てる
これに耐えられなくなったらどうすれば良いのだろう
人の暖かさに触れた僕は一人の恐怖に震えてる
垣間見た自身の猜疑に当てられて反吐が出そう

目を背ける方法はきっと幾つもあって
直視することは何よりも苦しい
この気持ちを君のせいにしたいけれど
勝手に想った僕のせいだと言い聞かせる

建設的でない押し問答はどう僕を歩かせるのだろう
いつものように逃げるのはもうよそうとも考える
傷つかないで歩くのはもう無理だ
やめたと決めた

押し付けるのもよそう
もう決めた
広げた胸の内側の光で包んで
それでも変わらなかったらそれまでだ

多くを失って
多くを拾って
多くを落としかけてる

どうせまた拾えばいいなんて言わないでね
困難もありがたいと思えなんて言わないでね

ぶつかって割れたら
神様、どうか治してね

2014/09/25 (Thu)

[44] 愛贈り
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僕が大きな愛で包んだら
あなたは何で返してくれるのかな
見返りを期待する愛は愛なのかな

ともあれ僕には信じることしか出来ないから
あなたと愛を信じます
もし何か返してくれるのなら
寄り添っていて欲しい

あなたといられる時間があればいい
他には特に何もいらない
あなたと他のどちら様
あなたと僕

選ぶのは僕じゃない
言葉で言ってもしょうがないから
僕は隣で愛を贈る
溢れる愛情をあなたに

叶えば僕はだいたい笑顔で
叶えばあなたも笑顔で
たまに喧嘩をしても
人生笑顔でいられる気がするよ

2014/10/22 (Wed)

[45] あいことば
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嘘もなく
悪意もなく
善意でもない言葉は僕を吐き出す

それは利害を無視して
純粋な心の言葉
僕の言葉

ズルをして傷つかなかった間を埋めるように
心が飛び交う

たまに痛いこともあって
少し傷ついたりして
それでも守りすぎてた自分に戻らないように
僕は心を開き続ける

冷たい言葉が僕に浴びせられても
暖かい言葉のありがたさを忘れない為のものだと思おう
僕の言葉が暖かいものであるように
僕を見ていよう

愛を持って
愛を知って
愛を持って
少し傷ついて
それでも人を愛したい

こっちじゃ会えない大切な人
僕もいずれはそっちの人
それまでの間
愛したい

2014/12/10 (Wed)

[46] 日々
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目をつむって
肩のあたりの温もりを広げる
余計なことは考えない

少し気を張ってたことに気付く

張らせたのは僕の自尊心
紛れも無い僕

奢らずに
変わらずに
透明で暖かい自分だけ持って
あなたと歩きたい

意識せずに
呼吸するように
愛せたらいいなあ

焦燥が邪魔をしたら
手放して受け入れよう
きっとうまくいくさ

2014/12/18 (Thu)

[47] 色々の道中
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色々あって
僕は一人じゃないと知り
色々あって
一人じゃ生きていけないと知った

自分をひどい目に合わせて
それでいて普通だと言いはっていた

色々あって
沢山のものを失って
色々あって
沢山のものを拾った

人の目は大して僕を気にしてないと知り
僕はようやく自由に片足を突っ込めた

色々あって
愛を知り
色々あって
僕を見た

これからの全ての幸せのために
これからの僕と周りのために
悠然と知ったことを伝えたい
素直に生き続けたい

2014/12/26 (Fri)

[48] 曇り色
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曇りの日はどこか冴えなくて
楽しさの在処を見失ったり
幸せの心地を忘れそうになったり

何も変わらない一日なのに
色がくすんでしまったかのよう

例えば今あなたに会ったとして
僕は透明人間

例えば今あなたが笑ったとして
僕は透明人間

天気のせいにしてしまう愚かさを許して
いずれ戻る心地を期待して眠ろう

起きたらそこそこの色が着いてますように

2015/01/06 (Tue)

[49] 暖かい光
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毎日が光のようだったら
きっと僕は黒くなってしまう

だんだん幸せにも慣れてきたら
次第に僕は溺れてしまう

大切さにも慣れてきたら
大切じゃなくなるから

こころをもっとよく見るの

大事なものは近くにあって
大事じゃなくなるなんて考えないで

ただこころをもっとよく見るの

悪い人ばかりでもない世の中はなんだか薄暗いけど
あなたは光になれるの

僕も知ってる

みんなも知ってる暖かさ

2015/10/14 (Wed)

[50] 
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懐かしい色は遠く
どこか少し違う色が漂ってる
似たようなもんなのに
1から10まで違うのさ

鉄の鳥が空を飛び
灰色の街から僕をつまんで
遠くの街に置いてった
行き交う人が楽しそう

言葉もどこか違ってて
ここには僕だけ
望んだ時にはほっといて
望まぬ時にはやってくる

苦し紛れの苦笑い
約束しない賑わい
吐き出す声は言葉の手前
ただの駒の呼吸は静かに
明の日は、鳥になれたらな
明の明の日は笑っていられたら
僕の意味があるのかな

2016/03/13 (Sun)
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