曇りの日はどこか冴えなくて楽しさの在処を見失ったり幸せの心地を忘れそうになったり何も変わらない一日なのに色がくすんでしまったかのよう例えば今あなたに会ったとして僕は透明人間例えば今あなたが笑ったとして僕は透明人間天気のせいにしてしまう愚かさを許していずれ戻る心地を期待して眠ろう起きたらそこそこの色が着いてますように
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