詩人:笑う銀紙の星 | [投票][編集] |
ある国の人工衛星が 時速二万キロの速さで 僕の頭上を通過したその時隣の席の男は生温いビールを飲んでいた ※※※※年のピンボールを読みながら・・・ それを横目で見ていた若いバーテンの女はビールの 不幸を憐れみながらグラスを磨いている 今夜が人生最後の夜とも知らずに・・・ それを見ていた俺は・・・
詩人:笑う銀紙の星 | [投票][編集] |
俺、もくよう ペヨーテの波に乗っているあの子を探してバックシートにもたれて眠る夢を観たのはテキーラスラマ五杯目あたり 俺、げつよう ナインボールの乾いた音に正気に帰る、帰ると言っても何処まで帰る 新宿辺りの公園のベンチ