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もとりの部屋


[127] 小さな愛の欠片。
詩人:もとり [投票][編集]




薄暗い部屋の中

私は一人 考えてました


貴方は今頃

何をして居るんだろうと

誰と過ごして居るんだろうと


私は今

誰にも知られず泣いています



愛の言葉は

吐いて捨てる程あるというのに

私から出てくる愛の詩は

何処か悲哀ばかりが潜んでる



忘れて

忘れないで


突き放して

ずっと離さないで


近寄らないで

抱き寄せて



正反対のようで

紙一重のこの感情を

上手く伝える術はなくて



愛してる


この一言で

どうか伝わって欲しい

どうかあの人に伝えて欲しい


幾重にも想いを重ねた

もう伝えられない愛の言葉を






2014/09/13 (Sat)

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