お気に入りの服を着て念入りに髪の毛を整えて履き慣れない靴を履き人混みへと溶け込んでいく約束もしていない会えるはずもないのに妙に気分は高揚していて同じ位の背格好を見かける度似ている声を聞く度に振り返ってしまうきっと会えたとしても見たくない様な光景なのだろうけどそれでも一目で良いから会いたいそう願ってしまう今日はそんな日
[前頁] [もとりの部屋] [次頁]