私は教室の隅で遠くへと離れていく貴方を横目で追いかけて皆の中心に居る貴方は教室での存在感の曖昧な私にきっと気付いていないでしょう私からは何も話せず只 貴方を目で追いかけるのが今の私には精一杯思い出すのはいつも貴方の後ろ姿でいつか貴方の傍で笑いあえる様に夢を見るだけ何も出来ずに只 望むだけ
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