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もとりの部屋


[150] 小さな気遣いの中に潜む愛。
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無機質な人が詰め込まれた

地下鉄の箱の中で

壁と貴方の中に挟まれている

小さな空間だったり


車道側を気にせず歩く私を

さりげなく歩道側に引き寄せて

入れ替えてくれたり



気付くか気付かないかの

さりげない優しさって

愛情が目に見えるようで好き


そこから滲み出てる

大切に思ってくれてるっていう

心が目に見えるようで好き




2015/01/26 (Mon)

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