朝日の前の朝に吹く
優しい風に包まれて…
昼過ぎに目覚め何よりも 大切な存在の貴女に
瞳を奪われる
動けなくて…愛おしくて…抱き締めたくて…
こんなに…近くに
貴女がいるのに
抱き締める事も叶わなくて
これ程に
切なくて哀しいなら
自分の中に流れる
血液を凍りつかして
貴女と違う血液にしたい
そうすれば
永遠と言う長い時間を
貴女と歩んで行けるのに
朝日の前に吹く優しい風に包まれてさえいれば
その瞬間だけは
貴女を忘れていられるから
太陽なんて
消滅してしまえばいい
眩しい時なんて
僕に苛立ちを与える
だけだから
2005/09/05 (Mon)