詩人:ナナフシ | [投票][編集] |
「愛想ないなお前。」
「案外腹黒いでしょ?」
大人は
子供のヤワラカイ部分をエグるのが得意
サラッと
ザクッと
傷付ける
子供はイタくて泣いてるのに
気付かない
ヤワラカイ部分をエグるのが得意
そんな大人にはなりたくない
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寂しいからとか
悲しいからとか
じゃなくて
毎日
ただ、忙しくて
何だか解らないんだけども
今日、ほんの数分前
切ない気持ちになってしまった
嗚呼、
誰かに必要とされるヒトになりたい
そう、思う。
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暗い部屋に一人で居ると
涙が出そうになるから
今日だけは、電気を付けて出かけよう
地球に優しくないと思うケド‥
ご免よ、地球
今日だけは許しておくれ
暗い部屋に一人で居ると
涙が出そうになるから
今日だけは電気を付けて出かけよう
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ヒト
あたしと違うヒト
顔が違う
性別が違う
性格が違う
ひとつひとつ
どれを取っても違う
只、同じなのは
ヒトという分類に入るだけだ
みんな、自分じゃない誰かに恋をする
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焦れば焦るほど
あなたの影がちらついて
あたし
本気の恋が出来なくなってしまったわ
時間が経てば経つほど
自分の想いが解らなくなる
好きな人が出来てもあなた程深く想うことが出来ないの
傷付くのが恐くって
ただ、
確かなのは
あなたの事が好きという事実だけ‥。
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不意に夢に出てきた君
現実の君とはだいぶ
性格が違った
けどね、夢の中でもあたしちゃんと君のことが好きだったよ
これって、ちょっと凄いよね?
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裏切りを知るのには
早かった
生温く育った
17歳、冬の朝
愛が殺意に変わる瞬間
現実を知った
雪降る寒い昼
あたしの心も白で埋め尽してと本気で
雪に願った
ホットレモンを飲みながら‥
友達の暖かさを知った
感謝の気持
17歳、春の頃
強く生き抜いていこうと思った
そんな瞬間
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油絵の具臭い朝に
とりあえず
細身のジーンズに片足だけ突っ込んで
昨日の晩御飯を思い出してみる
ぐ〜っ
『そういえば、何も食べてないし‥』
もう片方の足をジーンズに突っ込んで
今から食べるモノを考えてみた
何もない朝
ちょっと幸せだったりする
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気まぐれな女
好きと言ってみたり
嫌いと思ってみたり
寂しいと言ってみたり
会いたくないと思ってみたり
離さないでと言ってみたり
離してと思ってみたり
言ってみたり
思ってみたり
忙しい女
気まぐれな女
ただ一人の男だけ愛す