詩人:アラタ | [投票][編集] |
わたしを脅かすのは、
いつだってきみの愛
わたしを許すのも、
いつだってきみの愛
それは大きすぎて
わたしの手には余るもので
繋いだ手は温かいのに、
詩人:アラタ | [投票][編集] |
きれいなものを見るたんび、
見せてあげたいと思うんやけど
いくつかはもう忘れてもうてて、また新しいのが次々出てくる
伝えたいことはなくならへんで、
わたしが生きてる限り終わらへん。
世界はこんなにも
わたしのこころを動かして
こころはこんなにも
あなたへ繋がってる。
わたしの毎日にリボンかけて贈ったら
あなたはあなたの毎日をわたしにくれるはず
あなたはきっとわたしの毎日を
わたしはきっとあなたの毎日を
素直に素敵やねって言える気がする
きっと
わたしとあなたの世界は似ている。
詩人:アラタ | [投票][編集] |
優しい、ときみは言った
でも、わたしはきみじゃないから
きみがいま感じている苦しみを理解することができない
きみのいたみも、
ただ想像することしかできなくて
どうすればきみを救えるのか
どうすることがきみにとっていちばんいいのか
よく分からない
きみの世界をみることはできても、
きみの世界を感じることはできない
おなじ瞬間に泣くことができなくて
おなじ瞬間に笑うことができなくて
きみとわたしは どこまでも、
残酷なまでに他人だ
現実を鏡でそのまま映したみたいに、たしかなものとして別々
よろこびを伝えるきみは硝子細工のようで
どこかで涙するくせに、
苦しいとは言ってもくれない
わたしはそれがくるしい