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LAIKAの部屋


[6] 二つの国の二人の人間
詩人:LAIKA [投票][得票][編集]

私が起きて、朝食をほうばるとき

君は飢餓の苦しみで、目を覚ます

私が、外で空など見向きもしないで忙しくしているとき

君は、この世に平和をと空を見つめ祈る

私がテレビをみて、戦場に憧れるとき

君は銃を向けられながら、平和に憧れ

私が、残虐な戦場の夢をみていたとき

君は、平和な天国の夢をみて、永遠に眠った

2004/08/04 (Wed)

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