詩人:JUDAS PAIN | [投票][編集] |
冬になり貴女が変わった
驚く程に大人になった
幼なじみの貴女
突如抱いてと
言い放つ貴女
どことなく泣き出しそうな貴女を抱き寄せた
アリガトウ…と
呟く貴女を欲望のままに抱いた、未熟ながらに
俺の腕の中で眠りについた貴女がこぼした一言
俺は確信する。
貴女を変えたのは
冬ではないのだと…
貴女を変えたのは
そいつなんだと…
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過去を変えたいと願った僕にソラからそっと一枚虹色の羽。
未来を覗きたいと願った僕にソラからそっと一枚虹色の羽。
絶対に変えなきゃいけない僕の過去。
絶対に失敗できない僕の未来。
でも世の中の民全てが喜怒哀楽を詰め込んで頑張ってるのに一人ズルした僕がまともな未来にたどり着くはずがない…
ソラの虹色の羽、それは望みを叶え自分を無くす魔性の羽。
一瞬の気の迷い
ソラは見逃さない…
頼むからもうやめてくれソラ、僕は過去や未来のために僕を無くしたくない…
僕は無くなる…
僕が亡くなる…
ボクガ…
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赤い、赤い糸
気がつく熱い気持ち
赤い、赤い糸
1年以上手繰り寄せる
赤い、赤い糸
私を見せて貴女を魅せる
赤い、赤い糸
貴女の手、握って気付く
赤い、赤い糸
繋がらない糸、酷な運命
赤い、赤い糸…
どうか繋がってください
赤い、赤い糸…
気が狂うほどにすがる
赤い、赤い糸…
冷めない想い
醒めない現実
赤い糸…
紅い糸…
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神様が僕に語りかけた言葉で僕は僕の最後を迎える前に知ってしまった。
ヒトとしていつかは朽ち果てる、永遠じゃないとは知っていたこと。
消えてしまう事などは怖くないと僕は思ってる、それを知らないんだから怖がることすらできないでいたのも事実。
だけどそれを知った僕はとてつもなく恐怖して、悶えて、泣き崩れてしまった。
神様、あなたはなぜ告げたのです??
そんな問いは虚しく響くだけ。
僕を誘うだけ・・・。
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一片のピース
片手で拾って
はめ込んでみる
だけどまだまだ
足りないらしい
見つけては
拾って拾って
はめ込んで
はめ込んで
何日-何ヶ月-何年
最後のピースを
在るべき場所に
収めて気が付く
ココロのピースが
集まり気が付く
貴女が好きです
二人の時間が
創ったピースで
知った自分の気持ち
二度と崩れたり
しないように
しっかり収める
ココロのピース
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ヒトが恋をするのは
生きているから。
きっと、そうきっと…
ヒトが愛に触れるのは
寂しがり屋だから。
きっと、そうきっと…
ヒトが朽ちていくのは
その中で生きていくために咲き誇れるから。
きっと、そうきっと…
神様の玩具に過ぎない
神様が余興にしたこと
短いトキを精一杯に
生きて恋して愛する
それが何より美しく
そして儚い事だから
きっと…
きっと、そうきっと…