詩人:あいる | [投票][編集] |
四つ葉を見つけたけど
無視した春
失敗したとき
そいつのせいに
したくなるから
子供のころは泥だらけで
帰ったら誉められた
まだまだ知らないことが
ありすぎて
やりたいことが
ありすぎた
虹の入り口を追いかけた
擦り傷にはつばをぬった
ランドセルは野原に忘れた
明日はあの子と遊ぶ日だ
晴れがでるまで
サンダル飛ばした。
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限られてるって何がさ
ボクは限界にも
辿りつけやしないよ
サヨナラ。
あなたなら。
なおさら。
甘美な誘惑が頭を歪める
君が紡ぐ言葉が
全てと勘違い
何事にも逃げ道確保
心の中では領土問題
現実も君も
天秤にかけられないな
伝えるって何をさ
暴投ばかりの
キャッチボール
捕る気もないんだね
今なら。
君とまた。
いまさら。
空の絶巓で
光は乱反射している
重なるように、
すれ違うように。
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ボクが感じたものは
ボクしか表せない
ボクが叶えたいことは
ボクしか叶えられない
伝えようと放った言葉は
誰かに届かなくたって
今まで一つとして失わず
ちゃんとボクの元に帰ってきてくれた
そいつらはたとえ宛先がなくたって
今までも
これからも光り輝いてる
ボクが叶えたいものは
ボクしか叶えられないんだ
望まなきゃ手に入んねんだ
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おはよーにはオハヨーを
ただいまにはおかえりを
別になんも変わってない
変わってないことが
今はとても うれしい。
うれしいときに嬉しいと
つらいときには辛いと
そんな言葉は知ってるけど口に出せない夜もあったり
この時期なのに
肌を切り裂くよーな夜風
ボクは負けない
生きてるんだと包丁を夜空へ投げつける
ボクは勝たない
大嫌いには大好きを
おやすみには黙ってキスを
そーいや
月が綺麗だったっけ。
朝になったら見上げてやろ