詩人:あいる | [投票][編集] |
『なにもいらないからただ自分が欲しい』
ボクはサンタさんに手紙を送った
クリスマスの夜
サンタが部屋にやってきた
ボウシをとりヒゲをはがすとパパがいた
パパはボクを抱きしめて泣いていた
ボクも泣きたくなった
パパは『今、プレゼントを渡した』と言った
大きな袋の中にはなにも入っていなかった
ボクも今日、息子にあの夜のプレゼントを渡そうとおもう
あのときの暖かさで抱きしめて
ここにいる。って
詩人:あいる | [投票][編集] |
薔薇のトゲで指をきった
どんな人にもトゲはある
隠しているのかもしれないし
ものすごく突き出ているのかもしれない
それはひどく脆いのかもしれない
そんなトゲも痛みも関係ない
愛ってそんなもんだろう
詩人:あいる | [投票][編集] |
いつも滲まないように
見守っていた
ボクだけの感情のキャンパス
始まっちゃいないと絵筆がいう
いつもそうだ
なげだしたら始まらないんだ
初めて声を枯らし
生まれた感情を叫んだ
それは君の名前
人は単色じゃないからひかれあうんだ
君色がボクのキャンパスに愛を塗る