詩人:あいる | [投票][得票][編集] |
思春期は終わらない
落ち着いたってなんだ
倦怠期って
新鮮さって
全然わからないよ
君を思う気持ちは
膨らむだけ
カート・コバーンは
生き急いだだけさ
ボクは
誰よりも求めてほしくて
誰よりも
突き放してほしいんだ
憎んだ日々を呪っても
君もその頃からちゃんと
生きてたんでしょ
信じられないよ
なんで出逢えたの
過去は消せなくなったよ
みんな知らない
ボクの友達が自殺したよ
ボクは地球を呪って
地球を殴ったけど
そいつも
大好きな実家の犬も
帰って来ないんだ
折れた手の骨は
太くなって再生したよ
うまく生きちゃうんだな
思春期は終わらない
ボクはボクの生き方と
社会と
常識と
世界情勢と
大学の授業と
二日酔いと
友達の悩みと
1日の長さと
人生の短さと
幸せの後に来る不幸に
反抗するんだ
贖うんだ
誰かのために
泣ける
生き方をするんDIE
生まれてから出逢った
みんな
信じられないよ
人はなんで出逢えるの
なんで愛し合えるの
嫌いあえるの
地球はなんで回るの
情緒不安定の
死ぬまで思春期で
生きたい
生きたい
死にたい