ホーム > 詩人の部屋 > あいるの部屋 > brilliant

あいるの部屋


[179] brilliant
詩人:あいる [投票][得票][編集]





これ以上
掴めないと知ってる唄を





この夕焼けが、いずれ


沈んじゃうってことも





今日を閉じたくないよ






ボクを知らなかった
ボクを蹴たぐった





空に浮かびだした

何番星かが

もう明日を唄っていた






強めの風で


無駄にはしゃぐ




ぬぐったのは

汗か涙か


朝焼けを知らない
夕焼けへ




別れの言葉は
知ってるけどね



愛しいと。






ほどけた、


てのひら。



指先に残る微熱

2007/06/13 (Wed)

前頁] [あいるの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -