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あいるの部屋


[206] nostalgia
詩人:あいる [投票][得票][編集]





息継ぎの仕方がわからずに
君に溺れる



まだ手なんて
開いたことがなくて

君が欲しがっていた星には
簡単に手が届く




時間の使い方がわからずに
ボクは
君の手を離せないでいる



時計の読み方なんて習ってこなくて

君が望んでた永遠には
簡単に手が届く



子どもに戻って泣く君と
大人になれないボク



大切なものに
鍵はかけられないから

たまには
泣いてもいいんだよ




瞳のふちに
溜まるノスタルジア


乱反射する光を
君は泳ぎきる




2008/06/11 (Wed)

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