手放すのが嫌になるから君が吐いた白い息ですら掴んで離したくはないよ空虚な朝を追い越したんだくれたものは形をかえるよ滲んだり枯渇した思いでも想い続けることだけはかわらないよ星が見えなくなる夜明けこの短い腕じゃ流れ星を掴むのはたぶん無理だけど君を抱きしめるくらいならボクは自由を捨てて君という不自由へタオルケット一枚じゃ、二人のすべてを覆えないけど時間くらいなら誤魔化せるよ
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