詩人:あいる | [投票][得票][編集] |
感情の仲介人として
雇われた心
自分で精一杯なのに
それなのに君は誰かを救うの
心から辞職願いがきたよ
こんな忙しい気持ちは
整理できないよって
からっぽの君は
そいつにも感謝して
送り出すんだね
君の欠片から手紙がきたよ
1つに戻る気はありませんもう探さないで下さいって
君は君じゃなくなりそうでも心から笑うんだね
形ないアレコレが
言葉にかわって
また解けて
形なく君に染み込む
慌てて話さなくていいよ
もう離さなくていいよ
君の眼に耳に腕にはなれるけど
結局、歩きだすのは
君なんだよ
君の嬉し楽し哀し苦し
全部、聞くけど
大声出して泣くのは
君なんだよ
大声出して泣いていいのは
君だよ
夜の粒子が夏色に染まる
まだ間に合うよ
放射状に広がる光