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あいるの部屋


[261] マチバリ
詩人:あいる [投票][編集]




針と糸で夜空に
絵を描くような君の儚さ


継ぎ接ぎしてきたボクらの日々

か細い声で糸を手繰り寄せる意味


見えない星たちも
空の装飾の一部さ


流れ星が雨になると信じてた

君の涙は何等星だろう

全部に名前はつけられないよ
頬で完成する星座



失った涙たちも
心の一部さ

星座を切り取って空に還すよ
明日にも輝くよ



問答無用に朝焼けていく
もう少し夜が
君を隠してくれたらな



槍と盾で記憶と戦うようなボクの弱さも

虫とり網で風を捕まえようとする2人の矛盾にも



すべてに印をつけて
君と名前をつけよう

継ぎ接ぎは綻んで
星たちは瞬きだすよ



2013/09/25 (Wed)

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