ホーム > 詩人の部屋 > あいるの部屋 > 星跡

あいるの部屋


[267] 星跡
詩人:あいる [投票][得票][編集]



ノートの余白に遊ぶ光
書いた文字も
今は姿を消して、消して


あの月の塗料は
綿菓子に似た君の気まぐれ


浅瀬では簡単に溺れるのに
深海では呼吸ができる気がしちゃうんだ


白んだ空と霞んだ星
瞬きひとつで呼吸を染めろ


新聞紙に踊る感情の螺旋
かなしいうたも
今日は笑って、笑って


あの月の塗料は
綿菓子に似た君の気まぐれ

願いごとを3回書いた

ノートの余白に奔る光、光


2014/08/05 (Tue)

前頁] [あいるの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -