詩人:あいる | [投票][得票][編集] |
ちょっと長くなるよ
ゆっくり急ぐよ
眼を閉じても
そうじゃなくても
ボクが
ボクじゃなくなるくらいに
ふぉろみー
いますぐ
声なんか蹴飛ばして
言葉よボクを拐ってくれ
影みたいに付きまとって
心の陰からストーキング
今か今かと
音になる前の感情を
抱き締めたかったのに
羽根は捕捉され
泥を補足され
逆に不充分で霞んで墜落
未完成だから
いいのかもしれないんだけど
時は短し記せよ音畜生め
甘さを控えない感じが好き
飲むのが目的じゃなくて
弾けるのが羨ましいんだ
炭酸は花火のよーに
パッと咲いて染みた
要領よく繋がってない思考回路
容量用法の解らない気持ち
いつまで経っても
言葉が声に
文字が音に
心が想いに
追いつかないんだ
迎えに行こう
想像するより先に創造して
4次元の曲がり角で
偶然を装って出逢おう
物心ついた頃からの
この内職みたいな作業
もはや呼吸より無意識に
余計なお世話
まとめて相手するよ
最後まで看取ってやるから
この羽根に飛び乗れ
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