詩人:あいる | [投票][得票][編集] |
前世ぐらいからの運命の糸が
こんがらがってしまいこんだのが脳ならな。
想いを滞納してたのかな
繋いだんだね
閉じこめた誘惑が
ドアを撃ち抜いて
春雨に癒着した傍観劇に
サインを送ろう
水溜まりが捉えた風さえも攻略法のない明日を狙ってる
屈折した光りも
もとより祈りも
意図が反射して
泣きたくなるくらいに
命は運ばれていくんだね
愛を留めても
哀を流しても
あ
ではじまって
ん
でおわる
とどめたり
さえぎったり
つかまえたり
つまづいたり
さしのべるからね
不確かさを信じていた
月曜にネクタイの手綱をかけて
火曜に逃がして
水曜は君と
木曜とじゃれあって
金曜と暦を消して
土日の合わなかった予定や辻褄がねじれたのが脳ならな。
また運ぶね。