ホーム > 詩人の部屋 > 和泉の部屋 > スノードーム

和泉の部屋


[133] スノードーム
詩人:和泉 [投票][得票][編集]

行方を見失った声は
白い息と共に
空へ昇りゆく

それを静かに
瞳が仰ぐ


¨叫ぶ¨が苦手なボクは
せめて近くの誰かには
届くように芽吹かせるから

その時は
少しだけ
耳を傾けてください

声の行方は
いつも¨誰かへ¨でありたいから

2007/01/27 (Sat)

前頁] [和泉の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -