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和泉の部屋


[67] 十字架
詩人:和泉 [投票][編集]

小さな箱に
宿した想いは
窮屈を訴える

蓋を開けるのを躊躇うのは
溢れるからか

紙の箱から染み出す心
箱を崩そうと
壊れた蛇口のように

小さな箱を
大きな箱に隠しても
行き着くマスは
『ふりだしに戻る』

サイコロの代わりに
放り投げた箱は
転がりながら
展開図へと

2006/08/17 (Thu)

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