ホーム > 詩人の部屋 > 和泉の部屋 > 針

和泉の部屋


[91] 
詩人:和泉 [投票][得票][編集]

声を静かにノートに滑らせよう

まるで眠っていた水面に
波紋を広げるように


静かでもあり激しくでもある言葉を書き綴ろう

時計の針が何万回 旅をした頃か
古い時計がやっと止まった頃か

そうしたなら
時空移動したノートと再会しよう

2006/10/31 (Tue)

前頁] [和泉の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -