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珠樹の部屋


[1] 『それは金魚の夢でした』
詩人:珠樹 [投票][編集]

どうか悲しまないで
いつもの様に天使のような微笑を
私に向けて

これは始めから決まっていた事…
私は 美しく咲き 儚く散っていく
花の様なものだから

だから 私は幸せだった
こんな短い生命の中で
貴方に出会えたんだもの…

だけど…もし一つだけ
願いが叶うなら
私は貴方と一つになりたい
私の身体が滅びても
心だけでも一緒に居たい

…けれどそれは叶わないよね
人と私じゃ
心のカタチが違うんだもの…

2004/10/16 (Sat)

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