詩人:彩季 | [投票][編集] |
前向きなわけでもなく
後ろ向きなわけでもない
ただ、進まないだけ
進めないだけ
進むのは怖いから
止まってれば楽だから
でも戻るのは嫌だから
前向きなわけでもなく
後ろ向きなわけでもなく
今日は動く
たとえ私が動かなくても
明日へと動いて今日になる
今日は昨日に変わる
停滞するのは私だけ…?
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僕が君に逢えた
それだけで奇跡
偶然だらけなのは
実は見掛けだけで
本当は世界中
必然だけしかなくても
僕は
奇跡と呼ぼうと思う
君に逢えたことを
君がこの世界に生まれたことを
君と僕が
同じ星で呼吸を学んだことを
たとえ偶然じゃなくても
僕は
奇跡と呼ぼう
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きっと明日も世界は回る
たとえ僕が僕でなくなっても
君が何処かへ消えたとしても
世界は変わらず小刻に何かを刻みながら
世界の始まりはいつ?
神が産まれた日からなのか
地球に生命が産まれた日なのか
人が産まれた日からなのか
僕が産まれた日からなのか
神の誕生が世界の始まりだとしたら
人がいないことには始まらなかった
きっとそう
ひょっとすると他の誰かが
神を崇めたかも知れないけれど
生命が産まれた日からなら
誰か世界の始まりを覚えていたろうか
人が産まれた日に世界が始まったなら
あまりに自己中
地球に哀れみを?
僕が産まれた日だとしたら
僕の世界はこの日から
これが一番収まりがいい?
きっと一秒の誤差もなく
明日も世界は回るよ
世界ってなに?
沢山の視界の集合体?
何かの定義?
方程式?
共通の価値観?
いつか終わるの?
不確かなものだね
それさえも未定?
疑問府だらけ
推測の繰り返し
実験は?
ほどほどに
ただ明日も世界は回る
それだけは確か?
それさえも不確か?
一番理解できないのは僕自信?
わけが、わからなくなってきた
世界は優しかった?
無情だった?
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溢れて やまないんだ
名前もない
形もない
言葉でもない
何かが
どんどんどんどん
溢れだして
僕を なんとも言い難い気持ちにさせる
君は誰
君は何
僕は僕
さぁ 行こうか
君と僕と
探しに…
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君は遠く見つめて
僕は想いを知って
今にも壊れそうな君を
見つめるしか出来なくて
表は笑顔
裏は泣き顔
寂しさの色した目で
無理してる君を見て
僕が泣いてしまった
我慢しないで泣いて良いよ
僕の肩じゃ頼りないかい?
せめて明日は晴れるように
傍にいてあげる
こんな僕だけど
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白い息が
待っていた時間を
僕に知らせた
冷たい
君の手を温める
それが僕の役目
そっと包み込み
微笑みあう
頬に手を
そっと重ね合う
幸せかな今君は
確かめる術を
僕に教えて
嘘じゃない
確かなものを
僕と君との絆に
そう願って
空見上げた
白い息が溢れる
いつまでも
君と居たい
確かな想いを
僕に教えて
そう願う
空見上げて
白い息
溢れる
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長いね
いつもなら
短い時間も
君を待つ
それだけで
すごく 長い
会いたい
君に会いたい
どんな空も
どんな海も
越えて 行きたい
今すぐ
声を聞かせて
手を握って
抱きしめて優しく
はなさないで
傍にいて
長いね
早く君に会いたい
どんな川も山も
越えて
会いたい
ただ 君に
会えたら
伝えよう
この想いを