詩人:彩季 | [投票][編集] |
あいつには私は不必要な存在で
私にはあいつは必要な存在だった
いらないなら捨ててくれればいいのにと
何度思ったか知れない
サヨナラを叩き付けでもされたなら
まだきっぱりできたかもなんて
所詮ただの空想
泣くだけしか出来ないのは
ただの臆病
私だけ見ててほしかったなんて
我儘でしかない
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何か出来ると思った
自惚れに限りなく近く
偽善に満ちた行為だと
知っていたのかもしれない
事実は 容赦ない
いつの日か作った砂の城より
脆く そして
子供の無垢な瞳より
鋭利で
僕は何よりも浅はかなことを
叩きつけられただけ
何か出来ると思った
思っていた
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この想いなんて
すごく曖昧
明日にはないのかもしれないし
ずっとずっとあるのかもしれない
振り回されて
泣いたり 笑ったり
後悔してないなんて
嘘だけど
嬉しかったのも
事実
この想いは
すごく曖昧
私はその名さえ
知らない
詩人:彩季 | [投票][編集] |
愛のなんたるかなんて知らないさ
ただ気まぐれで君をみるようになって
そしたらどこかに落ち始めた
見事に捕まえられただけ
離れられなくなっただけ
こんなこと初めてで
まったくどうにかなりそうだ
君は我儘極まりないし
僕はあたふたしてばっかりで
まだまだ初心者マークつけててさ
うまい具合いの愛し方さえ
まったく知らないことだけど
きっとそれでいいんだと
日々想う
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長いね
いつもなら
短い時間も
君を待つ
それだけで
すごく 長い
会いたい
君に会いたい
どんな空も
どんな海も
越えて 行きたい
今すぐ
声を聞かせて
手を握って
抱きしめて優しく
はなさないで
傍にいて
長いね
早く君に会いたい
どんな川も山も
越えて
会いたい
ただ 君に
会えたら
伝えよう
この想いを
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白い息が
待っていた時間を
僕に知らせた
冷たい
君の手を温める
それが僕の役目
そっと包み込み
微笑みあう
頬に手を
そっと重ね合う
幸せかな今君は
確かめる術を
僕に教えて
嘘じゃない
確かなものを
僕と君との絆に
そう願って
空見上げた
白い息が溢れる
いつまでも
君と居たい
確かな想いを
僕に教えて
そう願う
空見上げて
白い息
溢れる