詩人:彩季 | [投票][編集] |
きっと明日も世界は回る
たとえ僕が僕でなくなっても
君が何処かへ消えたとしても
世界は変わらず小刻に何かを刻みながら
世界の始まりはいつ?
神が産まれた日からなのか
地球に生命が産まれた日なのか
人が産まれた日からなのか
僕が産まれた日からなのか
神の誕生が世界の始まりだとしたら
人がいないことには始まらなかった
きっとそう
ひょっとすると他の誰かが
神を崇めたかも知れないけれど
生命が産まれた日からなら
誰か世界の始まりを覚えていたろうか
人が産まれた日に世界が始まったなら
あまりに自己中
地球に哀れみを?
僕が産まれた日だとしたら
僕の世界はこの日から
これが一番収まりがいい?
きっと一秒の誤差もなく
明日も世界は回るよ
世界ってなに?
沢山の視界の集合体?
何かの定義?
方程式?
共通の価値観?
いつか終わるの?
不確かなものだね
それさえも未定?
疑問府だらけ
推測の繰り返し
実験は?
ほどほどに
ただ明日も世界は回る
それだけは確か?
それさえも不確か?
一番理解できないのは僕自信?
わけが、わからなくなってきた
世界は優しかった?
無情だった?