詩人:一粒砂 | [投票][編集] |
陽射しを浴びて思う。
この陽射しよりも熱き熱波を浴びた人々のことを
この陽射しはまだ生温い熱波だということを。
鉄をも蒸発させる熱波を浴びた子どもたちがいるということを。自らが蒸発してしまうほどの熱波を浴びたお年寄りがいるということを。
そんな熱波を経験する人を出してはならないということを。
そんなことを思う人が世の中に何人いるかと言うことを。
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私はものすごい幸せ者である。
そのことを謙遜する気はさらさらない。毛の先ほども。
幸せに関して人に負ける気はしない。勝ち負けをつけるものではないとしても。
幸せにおいて私を超えるものはない。断言する。
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自然の流れに人間は逆らっている。
人間は実に許されないことをしている。
地球が出来てから、人間より先に自然が出来た。
自然ありきの人間だ。
その人間が自然を破壊する。
人間は自然が無ければ生きていけぬというのに・・・。
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人間は進化し、進化した果てに地球上最弱となった。
肉体面で最弱なのではない。
精神という面で人間は最弱になったのだ。
人は考えることで進化した。
だが、それに比例して精神的な強さが失われていっている。
人間は精神的に地球上最弱なのだ。それはもう覆せない。
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真夜中に熱で目覚める
ふと寂しくなり周りを見るが何もない。
携帯をとる・・・話が出来る友がいない。
病の時は人恋しい。
だが 今の自分には頼る人はいない。
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月が出て、見ているとふと思い出す。
空に浮かんだ満月がこれほど美しく見えたのは久しぶり。
一瞬の満月を心に永遠に残せればどれほど良いことだろう。
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近所に神社がある。
大きなケヤキの木があって、緑の多いこじんまりとした神社。
そこになら一時間でも何時間でもいられる。ずっとなにも考えず目を瞑る。
なにか大きなものに守られてる。そんなことを繰り返す。
いつか自分の最後が来た時には、そんな自然の中で終えたい
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意思の疎通。いたって簡単に見えてとても難しい。たった4文字の言葉。
時間や場所によって疎通出来たり出来なかったり。
難しいことだけれど、昔から人はそれを行ってきた。
昔から出来ることなのだから今の自分達にもきっと出来るのだ。
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楽しいことってなんだろう。
それを考えるだけで心が苦しい。
人と話すことや情報を得ることは大切で楽しいことだけれど、今の私には「毒」に思える。
毒を溜め続ければきっと私は死ぬだろう。
楽しいことは「毒」なのだ。私はこの「毒」から逃げなければならない。
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上から人を眺める。
さっきまで自分もその一部であったことを思いながら。
眺めるとこの世には、やはりたくさんの人がいて、千差万別の動きをする。
老若男女たくさんの人が蠢いている。
空からみたら人は蟻のようなものなのかもしれない。