詩人:一粒砂 | [投票][編集] |
我が故郷に帰ってきた。
昔と変わらない風景の中に変わった風景があったりして、時の流れを感じさせる。
ずっと変わらない風景。そんなものは無いのだなと感じた故郷でした
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まず、いろいろな物差しで部屋を見渡す。
自分にはこれは大きい。これは小さい。
サイズの問題ではない。自分の器に対しての大きさなのです。
そして死を考えると、棺桶に入った自分の枕元や足先にはどんな花が置いてあるのだろうと。
私は考えてはいけないことを考えている。
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寝る前になって、ベッドに横たわり目をつぶると頭の中でサンバやロックや祭り囃子が流れだし、眠れなくなる。
一斉に止めようとしても無駄なのだ。全てが自分の見えないところで流されているから。
私は眠るのが億劫だ。
そして眠剤が効き始めたころ、頭の中の音楽祭は終わる。
流れてる全ての音楽が悩みなのだと気づくまでまだ時間がかかりそうだ。
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夜空を観ていて思うことがある。
もし自分が死んだら、星になるのだろうか。
この世から離れれば人間はどうなるのか。それは諸説あるが私は無に帰るのだと思う。
人は無から生まれ無に帰り、そしてそれを繰り返すのでは無いかと。
肉体が滅びようと、この世に少しでも何か残せればそこから有が生まれ、他の者に影響を与え行動を起こさせる。
そんな社会であってほしい。
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聖なる華は咲く場所を適当に選び、その場所に咲く。
適当に選んだように見えて実はちゃんと考えられていて、その場所に咲く。
咲いた華からは優しさが溢れてとても優しい気持ちになる。
この華は優しさをばらまいているのである。
優しさをばらまく華。そういう華にもっと感化されて人が暮らしていけば戦争という言葉は死語になるかもしれない。
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真夜中にふと目が覚めると、暗闇のなかであーでもないこうでもないと思考を巡らせる。
ずっと考えていると∞のループのように同じ問題にたどり着く。
自分にはあとどれだけのものが足りないのか。自分にはどんな使命があって生まれてきたのか。
毎回考える度に行き着くのは、自分らしく生きればいい。そこから使命が生まれる。
無理矢理ではあるけれど、そう考える。
これからもまだこうやって考えていく。
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鬼になりきれず
どんな酷いことをされてもチャンスを与えてしまう。
私は鬼になりきれないのだ。
鬼になろうといくら足掻いても鬼にはなれず。
私は鬼に成りきれない。なれるとしたらピエロだ。
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なんだろう この虚しさは。
心に穴が開いたようなそんな気持ち。
これを一言で例えるなら空虚なのだろうか。
星を見ると堕ちてきそうな気がする。そんな夜。
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月が無い夜は、私の部屋は真っ暗でなにも見えないほどになる。
物を見る目と言うものにはなにも見えなくて、使い物になりませんが、心で見ると物を見る目では見えないたくさんのものが見えるのです。
月明かりの無い夜に感謝。