詩人:天照大御神 | [投票][編集] |
僕らは知らず知らずの内に
経験を積んで
出会う人は
僕の知らない経験をたくさん積んでて
消えない過去の傷は
誰にもなおせないから
傷をなるべく忘れられるように
また新しい経験を上塗りして
新しい膜を作ってく
僕が君に作った傷は
誰かに膜で覆ってもらい
僕にはもう治せない
ならば僕が君の中で
存在し続けるには
君に傷を与え続けるしか
それしか方法はない
詩人:天照大御神 | [投票][編集] |
バイクの後ろから
あなたの背中を見つめても
それだけで幸せと
思えたのは
一緒に走ってたから
月日は流れて
あなたの気持ちも
離れていって
たまに乗る
バイクの後ろは
なんだか寂しかった
あなたは前しか見ないから
もう後ろは振り返らないから
私は風に熔けていく
涙がこぼれ落ちようと
このメロディが風に乗ろうと
アタシの気持ちは届かない
あなた以外の人には届いても
詩人:天照大御神 | [投票][編集] |
アタシの過去なんて
誰にも
言えなかった
同情できても共鳴できないから
誰かに聞いてほしかった
吐き出したかっただけなのか
同情してほしいのか
こんなに辛いのに笑ってて偉いねって
褒めてほしいのか
辛かったから
こんな性格なの、おおめにみてって
前いいわけなのか
詩人:天照大御神 | [投票][編集] |
アタシのエゴは
どのくらい
君を追いこんだのだろう
アタシの願いは
どれだけの人を傷つけるだろう
アタシが欲しいものは
どれだけ手に入れやすく
もっとも手が届かない
アタシは何を望むべきかわかってる
アタシは何が1番幸せかしっている
なのに
なんでイバラの道を
進もうとする?
イバラの先に
何があるのかわからなくても
永遠にイバラであっても
君が今までどれほど傷ついていたか
知っていても
どうしても
触りたい
詩人:天照大御神 | [投票][編集] |
何度も何度も
あそこに戻りたいと思って
何度も何度も私は振り返った
大好きなメロディ耳について離れない
何度も何度も自分に問い掛けるよ
ほんとに戻りたいのか?
何か変わるのか
私はもう前に進んでる、
戻っても同じことを繰り返すだけ
私はその場を捨て今を選んだ
何度も何度も
振り返り
もどらないとわかっていながら
意味なんてないとわかっていながら
何度も何度も
戻りたいと願う
もし天国があるなら
永遠にあの時間を過ごしたい
何度も何度も
自分に言い聞かせる
あの時を無駄にせず
あの時を繰り返さないようにと
何度も何度も
辛くって
何度も何度も
笑って
何度も何度も
涙した
そして
幸せだったと
詩人:天照大御神 | [投票][編集] |
私利私欲は
もぅ必要ないと思ってました
あっても無駄で
アタシの欲で人の幸せを奪わないように
私利私欲は
汚くて恥で隠すべき部分
そう思っていました
私は
ただ語らず
欲はどこかに置いてきました
でも
やっぱ
性にあわないみたい
あなたをこんなに求めてしまったから
愛してるだけじゃなく
愛されたかったから
ただ愛されたかった
詩人:天照大御神 | [投票][編集] |
つまづいて
悩んで
答など見つからずに
無限大の空間をさ迷い
疲れ果てたとき
逃げることしか
思いつかなかった
自分に失望して
苦しんでも
そこで何も見つからなくても
全て自分の財産になる
つまづいて
傷ついて
時に何を欲するか見失い
みんなそうして生きて行く
詩人:天照大御神 | [投票][編集] |
人は何かを感じ
涙する
理由などわからなかった
神はいるのかいないのか
そんな話しをした直後
暗闇の中
私は神を感じた
自然の大きさ、畏怖を感じると同時に
己の小ささを思い
私は神を感じた
雨は降りしきり
祈りを捧げた
涙が地に帰る
理由などわからなかった
理由などどこにもなかった
私はどうすることも出来ずに
涙を流した