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天照大御神の部屋


[28] 旅立ち
詩人:天照大御神 [投票][編集]

あまり好きじゃなかった先生に
歌を歌った
同じ服をきた私達は
それぞれ違うものを背負いなから
この地に忘れ物をしないように
1分1秒を過ごしていた
他愛いもない話し
ひまな時間
お昼休み
時間が形を変えて
ときを刻む
終わるのを恐れるわけじゃない
ときは残酷に過ぎていった
つまらない校長の話しは終わらないでと願うようになり
そんなときばかりすぐ過ぎる
最後の校歌も いつも口パクだったからしっくりこなくて
最後のチャイムはいつもと変わらず終わりを告げた
家に帰って服を脱げば
アタシは自由
その瞬間に過去は思い出に変わった
思い出は色褪せる
新しい思い出に隠れ
私の過ごした3年間は
きえてゆく
あの日を真似して同じ服をきて集まったとしても
過去は戻らない

2006/02/16 (Thu)

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