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天照大御神の部屋


[34] 気持ちの住家
詩人:天照大御神 [投票][編集]

色褪せた景色が今じゃなんともない
今気づいたの
私がどれほどあなたを求めていたか

移り変わる時代に適応できなくて
残りたいと思ったのは
初めてじゃないから
きっと時が立てば
今についていけるときが来るよね

欲張ったらあとには何も残らなくて
全てと引き換えに虚無感だけが残った

失うまでは気付けないのか
失ったら過去の遺物に見えるのか

ほんとは何度もあなたを選ぼうとしたの
信じてもらえないと思うけど

何度もあなたに訴えかけてた


今では何事もなかったのように
新しい時代が始まった

さようなら…私

2006/08/03 (Thu)

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