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はるかの部屋


[103] 前世の恋人
詩人:はるか [投票][得票][編集]





たとえ言葉を交わさなくても

遥か遠くに離れていたとしても


たった一度でさえ
この髪をゆらす

風のように
目が合ったとしたら



私はきっと
あなただと気付くでしょう



運命だとか
人が作り上げた言葉に
惑わされることなく


雑踏を掻き分けるような
人込みの中でさえ



私はきっと
あなたを
見つけられる









2008/02/03 (Sun)

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