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はるかの部屋


[42] 宵待恋歌
詩人:はるか [投票][得票][編集]


幼さ残る後れ毛の

衿を辿りて夏の宵

夜店で買った涼の音を

吊す袂の夕顔と

君の横顔くらべ見て

無垢につきなし欲情に

裾払いのけ滑る指先

2006/08/05 (Sat)

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